不動産会社に「売れない」と言われた土地はどうするか

売れない土地について悩む相続人が資料や地図を見ながら処分方法を検討しているイメージ

不動産会社に「売れない」と言われた土地はどうするか

「不動産会社に相談したが、売れないと言われた」
「相続した土地だが、処分できず困っている」

この相談は非常に多いです。

結論から言うと、“売れない”のではなく「売れる状態になっていない」ケースがほとんどです。

結論:売れない土地には理由がある

不動産会社が「売れない」と言う場合、理由はほぼ決まっています。

  • 需要が極端に低い
  • 法的な制約がある
  • 現況が悪い(残置物・老朽化)
  • 価格設定が現実とズレている

ここを整理せずに売却しようとしても、ほぼ動きません。

売れない土地の典型パターン

① 接道が悪い・再建築不可

建物が建てられない、または制限が厳しい土地は需要が極端に下がります。

② 地方・過疎エリア

人口減少エリアでは、そもそも買い手がいません。

③ 残置物・建物の状態が悪い

片付け・解体前提になると、買い手は慎重になります。

④ 権利関係が複雑

共有名義や未登記などは、それだけで敬遠されます。

やってはいけない対応

  • 1社だけの判断で諦める
  • 価格を下げれば売れると思う
  • 何も整理せず再度売却依頼する
  • 放置する

特に「とりあえず値下げ」は危険です。

原因を解決しない限り、価格を下げても売れません。

現実的な選択肢(出口設計)

売れない土地には、主に以下の選択肢があります。

① 状態を整えて売却

  • 残置物撤去
  • 解体
  • 測量・境界確定

「売れる状態」にすることで、初めて市場に乗ります。

② 条件付きで売却

価格だけでなく、用途やターゲットを変えることで売れるケースもあります。

③ 保有・活用

駐車場・資材置き場など、用途を限定して活用する方法です。

④ 相続土地国庫帰属制度

一定の条件を満たす場合のみ利用可能です。

ただし、使えない土地の方が多いのが現実です。

重要なのは「順番」

売れない土地は、以下の順番で整理します。

  1. 法的・物理的条件の確認
  2. 問題点の特定
  3. 改善可能か判断
  4. 売却または別の出口を選択

この順番を飛ばすと、ほぼ確実に止まります。

当事務所の対応

当事務所では、売れない土地について以下を整理します。

  • 相続・名義関係の整理(行政書士)
  • 問題点の整理(接道・権利・現況)
  • 売却可能性の判断
  • 売却実行または別ルートの提案(宅建)

単に売るのではなく、「どうすれば処分できるか」から考えます。

よくある質問(FAQ)

Q. 本当に売れない土地はありますか?
A. あります。ただし、その判断は慎重に行う必要があります。

Q. 無料で引き取ってもらうことはできますか?
A. 条件次第ですが、ほとんどの場合は難しいです。

Q. 国庫帰属は使えますか?
A. 条件が厳しく、使えないケースが多いです。

まとめ

「売れない」と言われた土地でも、すぐに諦める必要はありません。

ただし、原因を整理せずに動くと時間と費用だけが増えます。

重要なのは、現状を正しく把握し、出口を設計することです。

ご相談方法

売れない土地は、判断を間違えると長期的な負担になります。

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